糸リフトは痛い?施術後のダウンタイム中の過ごし方や痛い・チクチク痛いときの対処方法などを解説

こんな人におすすめ

  • 頬やフェイスライン、口元のたるみが気になる
  • ほうれい線やマリオネットラインが気になる
  • たるみが出る前に、その予防をしたい。
  • 肌にハリがない、ダウンタイムが少なく、大掛かりな手術はしたくない

ブルームクリニック 院長 大西雅樹


2013年 愛知医科大学医学部卒業 津島市民病院
2015年 大手美容外科 新宿ANNEX院院長/新宿院副院長
2018年 大手美容外科宇都宮院院長
2020年 大手美容外科横浜院院長 特別技術指導医歴任
2022年 高須クリニック
2022年 BLOOMCLINIC開業(千葉駅前)

糸リフトは施術時間が短く、ほうれい線やたるみの改善・リフトアップ効果があると人気があります。

そんな糸リフトですが、「施術中の痛みが気になる」「施術後の痛みについて知りたい」と思う方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、糸リフトは痛いのか、痛いときの対処法を解説します。また、施術時の麻酔やダウンタイム中の過ごし方も併せて紹介します。

この記事を読めば、糸リフトの施術時と施術後の痛みについて理解できるので、「糸リフトの施術を受けようか迷っている」方は、ぜひ参考にしてみてください。

糸リフトは痛い?施術中と施術後の痛みを解説

糸リフトは、たるみ改善やフェイスラインの引き締めを目的とした美容施術として人気ですが、「痛み」への不安から一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

はじめに、施術中と施術後の痛みについて解説します。

施術中は痛みを感じにくい

糸リフトの施術中は、麻酔が使われるのが一般的なため、痛みを感じにくくなっています。麻酔は以下の4種類の中から、施術や希望をもとに決められます。

  • 表面麻酔
  • 局所麻酔
  • 静脈麻酔
  • 笑気麻酔

一般的には、表面麻酔や局所麻酔が選択されますが、クリニックによっては静脈麻酔や笑気麻酔が採用されることもあります。

ここからは、糸リフトで一般的に使用される麻酔の種類を詳しく解説します。

表面麻酔

表面麻酔は、皮膚表面に専用の麻酔クリームを塗布する方法です。施術部位の感覚を鈍らせられることから、局所麻酔の針を挿入する際のチクチクとした痛みを軽減したりするために用いられます。

クリームが効くまでに約20〜30分ほどかかるため、施術の前に塗布して麻酔が効くのを待つのが一般的です。

局所麻酔

局所麻酔は、施術を行う部位の近くに麻酔薬を注射する方法です。広範囲の施術に適しており、施術中は痛みを感じることがほとんどありません。

注射時に、わずかにチクッとする感覚がありますが、麻酔クリームを併用することで注射時の痛みを和らげられます。痛みに弱い方でも安心して施術を受けられる方法として多くのクリニックで採用されています。

静脈麻酔

静脈麻酔は、点滴を通じて鎮静剤を投与し、患者を眠ったような状態にする方法です。施術中に痛みを感じることがなく、リラックスした状態で治療を受けられます。また、施術中の記憶が残らないため、精神的な負担を軽減できる点が特徴です。

施術後はクリニックで短時間休む必要がありますが、その後は普段通りの生活に戻れます。

笑気麻酔

笑気麻酔は、亜酸化窒素ガスを吸入し、施術中の不安感を和らげる方法です。完全な無痛を目指すものではありませんが、痛みへの感覚を鈍らせ、施術中の緊張を緩和します。

吸入するだけで鎮静作用があるため、体への負担が少ないのが特徴です。

施術後は痛みや違和感を覚えやすい

施術中は麻酔を使用して痛みを和らげられますが、施術後は糸を挿入した部位に違和感や軽い痛みを感じることがあります。

痛みは糸が皮膚や周辺の組織と馴染む過程で起こる自然な反応ですが、以下のような症状がみられる傾向にあります。

  • チクチクとした軽い痛み
  • 軽い腫れや内出血
  • 引きつるような感覚

痛みは、数日から1週間程度で改善しますが、施術内容や体質によっては2〜3週間続く場合もあります。痛みに対しては、鎮痛薬を処方してもらえる可能性があるため、心配な方は医師へ相談してみてください。

糸リフトの痛みが完全に引くのは約1ヶ月後

糸リフトの施術後、痛みや違和感が完全に消えるまでには、約1ヶ月かかります。施術直後から1週間程度は腫れや引きつり感が強く感じられることがありますが、時間とともに徐々に軽減していくでしょう。

回復を早めるためには、以下の点に注意して過ごすことが大切です。

  • 過度な顔の動きを避ける
  • 医師が指示するケア用品や薬を使用する
  • マッサージや強い表情を避ける

施術後のケアを正しく行うことで、糸リフトの効果を最大限に引き出せるでしょう。

糸リフトで痛いと感じやすい部位

糸リフトでは、糸の固定や挿入によって、頬や口の中などの特定の部位で痛みを感じることがあります。ここからは、施術後の痛みが起きやすい部位とその理由、対処法を詳しく解説します。

頬は、糸リフトの施術効果を最も実感しやすい一方で、痛みや引きつり感を感じやすい部位となっています。痛みが生じるのは、糸が皮下組織を支え、皮膚を引き上げることで一時的に負担がかかるためです。

話したり笑ったりするときに軽い違和感を覚えることがありますが、多くは1週間〜2週間以内に改善します。

頬の痛みを軽減するには、大きく口を開けるなどの過度な表情を避け、医師から処方される痛み止めを服用し、冷却ケアを行うことが重要です。

口の中

糸リフトの施術後数日して、口の中に痛みが出てくることがあります。糸リフトはこめかみから糸を挿入するため、口の中を施術するわけではありません。しかし、口角などの口に近い部分を引き上げるため、口の中にも引きつり感と痛みが生じることがあります。

施術直後は、食事や歯磨きの際に違和感や軽い痛みを覚えることもあるでしょう。柔らかい食べ物を選び、刺激を与えないように過ごすことで、痛みを和らげられる可能性があります。医師が推奨するうがい薬を使用し、清潔を保つのも有効な方法です。

痛みが数日以上続く場合は、無理をせず早めに医師に相談してみてください。万が一、口の中から挿入した糸が出てきた場合にも、すぐにクリニックを受診すると安心です。

頭皮やこめかみ

頭皮やこめかみは、糸の挿入・固定する部位のため、痛みを感じる方が多くいます。頭皮は髪の毛で隠れるため、見た目には影響しませんが、触れると違和感を覚える方もいます。

腫れや痛みがある場合は、施術部位を冷やすのが有効です。保冷剤を柔らかいタオルで包み、軽く当てるようにしましょう。髪は優しく行い、頭皮やこめかみに触れないことも回復を促進させるポイントです。

糸リフトの施術後にずっと痛い・チクチク痛いときの対処方法

糸リフトの施術後に痛みが続く場合は、以下のケアを取り入れてみてください。

  • 施術箇所を冷やす
  • 痛み止めを服用する
  • 1ヶ月以上痛みが続く場合は医師に相談する

それぞれ詳しく解説します。

施術箇所を冷やす

痛みや腫れがある場合、患部を冷やすことで炎症を抑える効果が期待できます。保冷剤や氷をタオルで包んで、直接肌に触れないようにして施術箇所に当ててみましょう。

施術箇所を保やす際は、以下の点に注意が必要です。

  • 1回につき15~20分を目安に行う
  • 過度に冷やしすぎないよう、一定時間ごとに間隔を空ける
  • 冷却後は清潔な状態を保つ

施術後数日間は、繰り返し冷やすことで、腫れや痛みを緩和させられます。

痛み止めを服用する

痛みの程度が強い場合は、医師が処方した鎮痛薬を使用するのがおすすめです。痛み止めを服用する際は、指定されている用量や服用回数を守り、副作用が出た場合は直ちに服用を中止し、医師に連絡することが大切です。

万が一、服用後も痛みの程度が変わらない場合は、早めに医師に相談するのが良いでしょう。

1ヶ月以上痛みが続く場合は医師に相談する

術後の痛みは通常1週間〜2週間で軽減しますが、1ヶ月以上続く場合は糸の位置に問題がある可能性があります。痛みが続く場合は、専門医の診断を受けることが重要です。

医師へ相談する際は、どれくらい痛いのか、どのくらいの時間痛みが継続するのかを伝えるのが良いでしょう。

糸リフトの施術後にみられる痛みが長期にわたって続く場合は、自己判断でケアを続けず、早めに診察を受けることが大切です。早めに医師へ相談することで、症状の悪化を防げます。

糸リフトの痛みを抑える施術後のダウンタイム中の過ごし方

施術後は、以下のポイントを押さえることで、痛みを抑えられる可能性が高まります。

  • 運動や入浴などの血行を促進する行為を控える
  • 顔を強く触らない
  • 口を大きく開かない
  • 寝る時は仰向けで寝る

それぞれ詳しくみていきましょう。

運動や入浴などの血行を促進する行為を控える

術後に激しい運動をしたり、長時間入浴したりすると、痛みが増す可能性があります。血行が促進されると血流が増加して、施術箇所に負担がかかることから、シャワーは短時間で済ませ、体温を上げすぎないよう心がけましょう。

ダウンタイム中は、以下の点に注意して過ごすことで、痛みを抑えられる可能性があります。

  • 運動は軽い散歩程度に留める
  • 湯船には浸からず、ぬるめのシャワーを浴びる
  • リラックスした姿勢で過ごす

特に、術後1週間は血行が促進される行為は控えることが重要です。

強く触らない

施術後は糸を挿入した箇所が非常にデリケートな状態のため、できる限り刺激を避ける必要があります。洗顔をする際は、泡立てて優しく洗い、軽く押さえるようにして水気を取るようにしましょう。

スキンケアをする際は、低刺激性の化粧品を使用して、優しくケアすることが重要です。洗顔とスキンエアの際に、刺激を減らすことで、施術箇所への負担を最小限に抑えられます。

口を大きく開かない

術後は、糸が定着していない状態のため、大きく口を開くと、痛みや違和感が強くなる可能性があります。食事や会話をする際は、できる限り口を大きく開けずに過ごすことで、糸が馴染むまでの時間を短縮できます。

食事や会話をする際は、以下の点に注意して過ごしましょう。

  • 柔らかい食材を選ぶ
  • ゆっくり噛んで負担を減らす
  • 必要最低限の会話で負荷を軽減
  • ストローを使って飲み物を摂取する

上記4つを意識して実践することで、早期の回復が期待できます。

寝る時は仰向けで寝る

横向きやうつ伏せで寝ると、糸に余計な負担がかかり痛みや腫れが悪化する可能性があります。そのため、施術後のダウンタイム中は仰向けで寝るようにしましょう。

柔らかい枕やサポートクッションを使用したり、寝返りを防ぐために抱き枕を活用するのがおすすめです。

糸リフトの痛みを抑えるためにカウンセリングで確認すべきポイント

糸リフトを受ける際に、術後の痛みやダウンタイムへの不安を軽減するには、カウンセリングが非常に重要です。医師としっかりと相談し、自分の希望や心配を共有することで、安心して施術に臨めるでしょう。

ここからは、カウンセリングで確認すべきポイントを詳しく解説します。

自分の理想を医師に伝える

糸リフトでは、自分がどのような仕上がりを期待しているのかを明確に伝えることが大切です。「顔全体のリフトアップをしたい」「頬のたるみだけを引き上げたい」「自然な仕上がりを希望している」など、具体的な希望を共有してみてください。希望をもとに、最適な施術方法や糸の種類を医師が提案してくれるでしょう。

また、過去に美容施術を受けたことがある方や、持病・アレルギーなどがある場合は、カウンセリングの段階で医師へ伝えておくことが重要です。医師とのコミュニケーションをしっかりと行い、疑問や不安があれば遠慮なく質問しましょう。

施術後に現れる症状を聞く

糸リフト後に起こる可能性のある痛みや腫れ、内出血、引きつり感などの症状を詳しく医師に確認することは、術後の不安を軽減する大切なステップです。

ダウンタイム中にみられる症状や回復の目安、ダウンタイム中の注意点を具体的に聞いておくことが大切です。「どのくらいの期間で日常生活に戻れるのか」「どのようなケアが回復を早めるのか」など、聞いておくことで適切に対処できるようになります。

アフターフォローや保証を聞く

施術後の痛みやトラブルに備えて、クリニックのアフターフォロー体制や保証内容を確認しておくことも重要です。術後の診察やケアはどこまでフォローしてくれるのか、追加費用が発生する可能性があるのかを事前に把握しておくことで、トラブル時の対応がスムーズになります。

アフターフォローが充実しているクリニックを選ぶことが、満足度の高い施術につながります。

施術の費用を聞く

糸リフトの費用は、施術内容や使用する糸の種類、クリニックによって異なります。カウンセリングの際に、明確な見積もりを提示してもらい、追加費用が発生するリスクを減らすと良いでしょう。

見積もりを確認する際は、麻酔代やアフターケア費用が含まれているかどうかもチェックするのがおすすめです。費用について事前にしっかり確認することで、予想外の費用が発生するのを防げます。

また、クリニックを選ぶ際は、費用だけで決めずに、施術の安全性や医師の技術力も重視することが大切です。

糸リフトの痛みを軽減するにはクリニックの選び方

糸リフトの施術を成功させ、痛みや不安を軽減するには、クリニック選びが非常に重要です。ここからは、信頼できるクリニックを選ぶためのポイントを紹介します。

糸リフトの実績が豊富

糸リフトの施術経験が豊富なクリニックを選ぶことは、施術の痛みを抑えるための大切なポイントです。多くの症例を経験している医師は、幅広いケースに対応してきたため、顔の特徴や悩みに応じた施術が可能です。

実績のあるクリニックでは、術後のケアやトラブル時の対応も整っていることが多く、安心して施術を受けられます。公式サイトや口コミで糸リフトの実績や患者の評価を確認し、自分に合ったクリニックを選びましょう。

丁寧にカウンセリングをしてくれる

丁寧なカウンセリングを行うクリニックは、一人ひとりの悩みや希望をもとに、最適な施術プランを提案してくれます。カウンセリングの際に十分な時間を確保し、質問に対してしっかりと説明してくれる医師がいるクリニックは信頼できるといえます。

また、カウンセリング時に患者の不安をしっかりと解消してくれるクリニックは、術後の満足度も高い傾向にあります。医師との相性も重要視すると良いでしょう。

症例写真を確認する

クリニックが公開している症例写真を確認することで、施術の仕上がりを具体的にイメージできます。自分と似た症状や、悩みを抱える方の症例をチェックするのがおすすめです。

症例写真を積極的に公開しているクリニックを選ぶことが、痛みを軽減するための第一歩といえるでしょう。

糸リフトの実績が豊富な医師や丁寧なカウンセリングを重視している方は、ぜひブルームクリニックにお任せください。HPに症例を数多く載せているため、一度ご確認ください。

>>ブルームクリニックの糸リフトの症例

まとめ

この記事では、糸リフトの施術中と施術後の痛みや痛みを感じやすい部位などを解説しました。

糸リフトは施術中に適切な麻酔を使用するため、痛みを感じにくいですが、施術後には腫れやチクチクした違和感が生じることがあります。痛みがおさまるまでの期間は、1ヶ月程度とされていますが、頬や口の中・こめかみや頭皮など、特定の部位では痛みが強く感じられる傾向にあります。

痛みが強い場合は、冷やしたり痛み止めを使用したりすると良いでしょう。糸リフトの痛みを抑えるためには、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。

糸リフトの施術を検討している方は、ブルームクリニックへご相談ください。

この記事を参考に、糸リフトの痛みに対して、適切に対処しましょう。

院長 大西
院長 大西

糸リフトの持続期間は1年〜1年半程度と短く、長期的なリフトアップ効果を望む場合には適していません。ただし、溶ける糸を使用していても、糸の周りを包み込んだ繊維が柱として残るため、一度でも糸リフトを受けたことがある人は将来的に皮膚がたるみにくくなる可能性があります。

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