ほくろ・いぼ・できものの見分け方|稗粒腫・血管腫(赤いぼ)・粉瘤との違いと治療法を解説

ブルームクリニック院長大西雅樹

ブルームクリニック 院長 大西雅樹


2013年 愛知医科大学医学部卒業 津島市民病院
2015年 大手美容外科 新宿ANNEX院院長/新宿院副院長
2018年 大手美容外科宇都宮院院長
2020年 大手美容外科横浜院院長 特別技術指導医歴任
2022年 高須クリニック
2022年 BLOOMCLINIC開業(千葉駅前)

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これはほくろ? それとも別のできもの?

顔や体にできた小さなポツポツを見て、そう感じたことがある方は多いのではないでしょうか。
特に鏡でじっくり見たときや、写真に写り込んだときに初めて気づき、気になり始めるケースも少なくありません。

実は、ほくろのように見えるできものには、稗粒腫血管腫粉瘤いぼなど複数の種類があり、それぞれ原因も治療法もまったく異なります。
市販のクリームでセルフケアを試みたり、爪や針で自己処置をしてしまったりすると、跡が残ったり悪化したりすることもあるため注意が必要です。

この記事では、代表的な5つのできものについて、見た目の特徴・できる原因・治療法までを詳しく解説します。
ご自身のできものがどのタイプに近いか確認しながら読み進めてみてください。

目次

顔にできたポツポツ、それって何?まずは早見表で確認

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まずは代表的な5つのできものの特徴を一覧で比較してみましょう。色や大きさ、リスクの有無を並べて見ると、意外と判別のヒントが多いことが分かります。

名称大きさ・特徴良性/悪性リスク
ほくろ茶色〜黒色平坦〜隆起、大きさはさまざままれに悪性化のサインあり
いぼ
(軟線維腫・脂漏性角化症
肌色〜茶色柔らかく突出/ザラザラ隆起基本的に良性
稗粒腫白色〜黄白色1〜2mmの粒状、目の周りに多い良性
血管腫
(老人性血管腫)
赤色1〜4mm、平坦〜盛り上がり基本的に良性
粉瘤
(アテローム)
肌色しこり状、中央に黒い点良性だが炎症・感染リスクあり

自己判断が危険な理由

上の表を見ると分かるとおり、色や質感、できやすい部位は種類によって大きく異なります
しかし実際には、複数のできものが同じ部位に混在していたり、初期段階では見分けが難しかったりするケースも珍しくありません。
「たかができもの」と自己判断でケアしてしまうと、次のようなトラブルにつながることがあります。

  • 市販の除去クリームなどで処置し、跡や色素沈着が残ってしまう
  • 自己処置による傷口から細菌感染を起こしてしまう
  • 本来治療が必要なタイプを放置し、悪化させてしまう
  • まれに存在する悪性のできものを見逃してしまう

特に、急に大きくなった形がいびつになった色にムラが出てきた出血するといった変化が見られる場合は、自己判断をせず、早めに医療機関で相談することをおすすめします。
次の章からは、それぞれのできものについて詳しく見ていきましょう。

ほくろ(母斑細胞母斑)とは

ほくろは、メラニン色素をもつ母斑細胞が集まってできたものです。生まれつきあるものもあれば、成長の過程で後天的にできるものもあります。 

できる原因(先天性・後天性)

生まれつき存在する先天性のほくろと、成長の過程で新たにできる後天性のほくろがあります。 

注意すべき変化のサイン

ほとんどのほくろは良性ですが、まれに次のような変化が見られる場合は注意が必要です

  • 急に大きくなった
  • 形が左右非対称になった
  • 色にムラが出てきた
  • 出血する、じくじくする

こうした変化がある場合は、自己判断せず早めに医師の診察を受けてください。

治療法(MEK&くり抜き法/切開法)

当院では、ほくろの大きさや部位に応じて「MEK(電気分解法)&くり抜き法」または「切開法」で対応しています。
小さめのほくろにはMEK&くり抜き法、深さのあるほくろや大きめのものには切開法が向いています。
どちらが適しているかは、診察の上でご提案します。

施術後の注意点

施術後は傷の保護のためテープなどでの保護期間を設けますが、まれに「創離開(そうりかい)」といって、傷口が開いてしまうことがあります。
違和感や傷口の開きに気づいた場合は、大きくなる前に早めにご相談ください。

いぼ(軟線維腫・脂漏性角化症)とは

「いぼ」とひとことで言っても、実は原因の異なる複数のタイプが存在します。当院では、次の2タイプを中心に対応しています。

  • 軟線維腫(なんせんいしゅ)皮膚がやわらかく突出してできるいぼ
  • 脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)加齢に伴い皮膚表面にできる、いわゆる「老人性いぼ」

軟線維腫とは

首や脇、まぶたなど皮膚が薄く動きの多い部位にできやすい、やわらかい突起状のいぼです。1〜数mm程度の小さなものが多く、茶色や肌色をしています。
加齢や摩擦、皮膚のたるみが主な原因と考えられており、30代以降で徐々に増えてくる方が多い傾向にあります。単発でできることもあれば、首まわりなどに多発することもあります。

脂漏性角化症とは

紫外線や加齢の影響で皮膚表面の角質が増殖してできる、茶色くザラザラとした隆起です。
「年齢とともに増えるいぼ」として知られ、表面がカサカサ・デコボコしていることが特徴です。
ほくろと間違われることもありますが、見た目だけで正確に判断することは難しいため、気になる場合は医師の診察を受けることが大切です。
数が増えたり、大きさが目立ってきたりして気になる方が治療を検討されるケースが多いです。

治療法(MEK・切開法)

軟線維腫・脂漏性角化症は、当院ではMEKまたは切開法で対応しています。大きさや数、部位に応じて適した方法をご提案します。

稗粒腫(はいりゅうしゅ)とは

稗粒腫は、目のまわりや頬などにできる、白く小さなポツポツとしたできものです。直径1〜2mm程度で、ニキビと間違われることもありますが、原因はまったく異なります。

できる原因

稗粒腫は、角質を含む小さな袋状のできものです。原因がはっきりしないもののほか、やけどや擦り傷など、皮膚が傷ついたあとにできることもあります。 

自分で潰すのが危険な理由

「白いから押せば出そう」と自己処置される方がいますが、無理に潰すと炎症や色素沈着細菌感染のリスクがあります。特に目のまわりは皮膚が薄く、跡が残りやすい部位のため、自己処置は避けましょう。

治療法(専用処置での摘出)

一般的には、表面に小さな穴を開け、内部の内容物を取り除く方法で治療します。 

血管腫(老人性血管腫・赤いぼ)とは

老人性血管腫は、皮膚の毛細血管が増殖してできる赤い斑点状のできものです。「赤いほくろ」のように見えることから、ほくろと混同されることがあります。

できる原因

詳しい発生原因は明らかではありませんが、加齢とともに増える傾向があり、若い年代から見られることもあります。 

ほくろとの見分け方

ほくろがメラニン色素による茶色〜黒色であるのに対し、老人性血管腫は毛細血管の増殖による赤色をしているのが大きな違いです。色の違いに注目すると見分けやすくなります。

当院での治療法

当院でも血管腫の除去に対応しております。大きさや状態に応じた治療方法をご提案しますので、気になる方はご相談ください。

粉瘤(アテローム)とは

粉瘤は、皮膚の下に袋状の組織ができ、そこに角質や皮脂が溜まってしまう良性の腫瘍です。しこりのような触感で、中央に黒い点(開口部)が見られることが特徴です。

放置するリスク

粉瘤は自然に消えることがなく、炎症を起こすと赤く腫れたり膿がたまって痛みや臭いを伴ったりすることがあります
炎症が強い場合には切開して内容物を排出する処置が必要になることもあるため、気になる場合は早めの相談をおすすめします。 

治療法

粉瘤の大きさや炎症の有無によって、適した処置方法が異なります。診察の上、状態に合わせた方法をご提案します。

自然治癒しない理由

粉瘤の本体は中身ではなく「袋」の部分です。中身を出しても袋が皮膚の下に残っていれば再発してしまうため、根本的な改善には袋ごと取り除く処置が必要です。

千葉院・横浜院、どちらでもまとめて相談できるのがブルームクリニックの強み

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千葉駅前で通いやすい|ブルームクリニックのほくろ除去

千葉駅前という好立地で通いやすく、豊富な症例をもとに院長が直接診察・治療を担当します。どの症状か分からない場合も、診察でまとめて確認できるのが特長です。

2026年10月開院、ほくろ除去を横浜で検討中の方へ|横浜院のご紹介

2026年10月、ブルームクリニックは横浜にも新院を開院予定です。横浜院では、形成外科専門医の女医が担当し、傷跡の美しさにこだわった治療をご提供します。

施術後にはまれに創離開(傷が開くこと)が起こる場合があります。異変に気づいた際は、傷が大きくなる前に早めにご相談ください。
千葉院同様、丁寧な診察を大切にしておりますので、横浜エリアでほくろ除去をお考えの方もぜひご検討ください。 

複数の症状もまとめて相談できる

ほくろ・いぼ・血管腫など、複数のできものが気になる場合も、まとめてご相談いただけます。「これは何のできものだろう」と迷う場合も、まずは医師にご相談ください。 

ほくろ・いぼ・できもの除去にかかる費用

MEK&くり抜き法の場合

1mm以下 5,500円 

切開法の場合

1mm 10,000円 

料金に関する注意点

※当院は自由診療のみで対応しております。正確な費用は、大きさや部位により診察時にご案内します。

よくある質問

q

ほくろと稗粒腫は同時に治療できますか?

a

できものの種類や状態によって対応が異なるため、まずは診察時にご相談ください。

q

血管腫は治療できますか?

a

はい、老人性血管腫の除去にも対応しております。診察の上、適した方法をご提案します。

q

粉瘤を放置するとどうなりますか?

a

自然に消えることはなく、まれに炎症を起こして赤く腫れたり、痛みや臭いを伴ったりすることがあります。気になる場合は早めのご相談をおすすめします。

q

軟線維腫や脂漏性角化症も相談できますか?

a

はい、どちらも当院で対応しております。

q

治療後に傷が開くことはある?

a

まれに創離開(傷が開くこと)が起こる場合があります。違和感がある場合は、大きくなる前に早めにご連絡ください。

q

千葉院・横浜院どちらでも受けられる?

a

はい、2026年10月開院予定の横浜院でも、ほくろ除去をご相談いただけます。 

ブルームクリニックの「ほくろ・イボ除去」症例

まとめ

ほくろ・いぼ・稗粒腫・血管腫・粉瘤は、見た目が似ていても原因や治療法が異なります。自己判断で処置をすると、跡が残ったり悪化したりするリスクがあるため、気になるできものがあれば専門医に相談することが大切です。

ブルームクリニックでは、ほくろ・いぼ・血管腫などのできものについてご相談いただけます。2026年10月には横浜院も開院予定です。気になる方は、お気軽にご相談ください。