二重埋没法の留め方について。

ブルームクリニック 院長 大西雅樹


2013年 愛知医科大学医学部卒業 津島市民病院
2015年 大手美容外科 新宿ANNEX院院長/新宿院副院長
2018年 大手美容外科宇都宮院院長
2020年 大手美容外科横浜院院長 特別技術指導医歴任
2022年 高須クリニック
2022年 BLOOMCLINIC開業(千葉駅前)

いろんなクリニックでよく目にするメニュー「二重埋没法2点留め」「3点留め」

いわゆる単純な点留めは以前から多く行われ、私自身、美容外科医になりたての8年前くらいは3点留めをメインで行っておりました。

【点留めの断面図】

しかし、技術と経験が増していくにつれ、もっと強度が強く、かつ腫れも少なく瞼への負担が少ない埋没法がないものかと模索し、いわゆる「線留め」を学び、約5年前から行うようにしてきました。

線留めがおすすめな理由として

1,強度、固定力が高い

目頭から目尻まで広く固定できる。(点留めは、点以外の部分は固定力がない)

2, 瞼への負担が少ない

瞼にかかる力が点に集中するとその部分は玉(だま)になったり、癒着しやすいが、線留めは目頭~目尻まで全体に均等に固定力が分散される。

3, デザイン性が高く、跡もきれい

希望の二重ライン全体に留めることができ、デザイン性が高い。また、点留めで起こりうる糸玉の跡が透けてしまったり、ぼこ付いてしまうことも少ない。

【自然癒着法(線留め)の断面図】

当院で行っている線留めとして、自然癒着法があります。また、シークレット法、二針固定法に関しても、点ではなく、二線で留めることにより、部分的な線留めとも言えます。

方法やデザインなど含め、理想の二重を一緒にみつけていきましょう!!シミュレーションだけでも気軽にお越しください。